【イベント予告】8月18日 クラビノーバ導入お披露目インプロ大会

.kitenは今までミュージシャンの方には楽器持ち込みの演奏をお願いしていましたが、この度ついに!! .kitenスペースに据え置きの鍵盤楽器が導入されました。ピアノとかあればなぁ…と思っていた方、鍵盤楽器演奏者の方とコラボしたいんだけど、と思っていた方、これを機に是非ぜひ.kitenでのパフォーマンスをご検討ください。
…というわけで、8月18日(土)にお披露目です^^

クラビノーバを導入しました。
MIDI入出力(MAX対応)できます。

お披露目を兼ねてインプロ大会を開催します。

8月18日(土)
14時開始(予定)
20時終演(予定)

参加費 千円
交流会費 別途

今回導入のクラビノーバ写真です。スタッフ、川津望氏よりお誘いメッセージも預かっています。

今回導入したクラヴィノーヴァはMIDI出入力(MAX対応)や音質調整などできます。ピアニストの方にも .kitenがより身近な存在になったことと思います。ダンサー、舞踏家、朗読をする書き手、演奏家、美術家など幅広いジャンルの表現者の方のご参加を希います。

新しい楽器を温めて下さる方、お待ちしております!!

【公演お知らせ】8月24日~26日《なづき》

複数回のワークインプログレスとしての試演公演を重ねた《なづき》、本公演がいよいよ来月末に上演の運びとなります。これまでの試演をご覧になった方はもちろん、はじめて《なづき》の世界観に触れる方も、緻密に準備され織り上げられた「場」に、ぜひお越しください!

《なづき》

習作の果てに到来する、なづき 

日時
8月24日 ~ 8月26日
24日 20:00~
25日 16:00~/20:00~
26日 15:00~/19:00~ ※開場は開演の30分前

27日、後夜祭あり(15:00~21:00)
なお、後夜祭では、公演にちなんだ洋服の販売が行われます

料金
予約:3000円/当日:3500円
※後夜祭は入場無料


出演
アルチュール佐藤
今井歴矢
園丁
織田理史
貝ヶ石奈美(24日)
加納伊都(25日)
川津 望
田口 和
武智博美(25日)
武智圭佑(25日)
月読彦
秦真紀子(26日)
山崎慎一郎
山田零

kao(堀内薫)
米倉香織

フライヤー原画/衣装テキスタイル 犬飼美也妃

【公演お知らせ】6月24日《リン・フローラ舞踏公演1》

今週末、日曜日は.kitenでは初めてとなる舞踏手の公演が行なわれます。スペースに新たな息吹が生まれる夜に、どうぞお越しください。

リン・フローラ舞踏公演1

日時
6月24日
開場18:00 開演18:30
料金
2千円

監修 岡佐和香

作家のステージノートより…

「桜の木が見上げた空」

暗闇の中から
桜の木が
一本。

この世界に命をさずかり
きれいな花を咲かせたいと
根を広げ芽吹きはじめた
桜の木。

待ち構えるものを知らずに。

様々な季節の中で
ひとり
波風を耐えて
のびゆこうとする桜の木が
見上げた空。

それは
どんな空であって
欲しかったのだろうか…

そして
時が巡り
命が再び巡る中…

桜の木は
私と共に再び歩みだす。

皆さまのお越しをお待ちしております。

 

 

【公演お知らせ】6月30日《なづき 三千世界横町の犯罪》

試演され育ちゆく《なづき》が、ついに演劇としての骨格をはっきりと見せて立ち上がります。既にこちらは試演のための稽古も重ねられております。試みるために綿密に編み上げられた舞台。是非その場にお立会いください!

なづき 三千世界横町の犯罪

日時
6月30日
開場18:30 開演19:00
料金
2千円

出演
田口 和
川津 望
山田 零
山崎慎一郎

月読彦

本作をお楽しみいただくために~仕掛け人にして出演者、川津望氏より預かったテキスト

***
行方不明だった祖父の死。相続問題の為、目次(田口和)はあるゴミ捨て場に来るが、そこで不思議な男(月読彦)と出会う。去りぎわ、その魔法使いのような男は目次に「三千世界横丁でまた会おう」と言い……。目次を待っていた世界とは、そして彼をめぐる犯罪とはーー。三役を演じる山田零、またみちあふち(三千大千世界)、川津望の存在も冴える。音楽は山崎慎一郎。作曲/台本案/出演、川津望。主演は田口和、そして脚本/演出/出演の月読彦の活躍も見逃せない。
藪の中に降る沫雪の世界に、おいでませ。
***

そして特別公開の練習風景、など。
試みるための試み、重ねております。

皆さまのお越しをお待ちしております!!

 

 

 

【公演お知らせ】6月23日《なづき 天幕の中の会話》

これまでの習作公演を経て育ってきた《なづき》に新たなルールが課されます。生まれ来たり、そして一過性のものとならずに留めおかれ繰り返される音楽を重ねた《なづき》の世界の転換点を見届けにお越しください。

なづき 天幕の中の会話

日時
6月23日
開場18:30 開演19:00
料金
2千円

出演
織田理史
川津望
月読彦

仕掛け人にして出演者、川津望氏による「本公演を楽しむためのお知らせ」は以下の通り。

***
なづき 天幕の中の会話では「なづきI〜Ⅱ」のルールに加え、ライブで作曲をし、その楽譜を奏するということと、「色彩」と「音」、「あした何作ろうか」、がキーワードになる。月読彦氏が手がけたインスタレーション、「無意識の断層」を空間に引用し、応用する。今回織田理史氏はライブエレクトロニクスとチェロ、パフォーマンスで登場。本公演なづきで織田氏が弾く曲を川津望が本習作公演でかたちづくる。
***

見届けて下さる方をお待ちしております。

 

 

【企画お知らせ】9月28日~30日《『gimumeri tene』展示会》

アートはパフォーマンスやインスタレーションのみに冠される語ではありません。生活に寄り添う洋服やアクセサリーという顔立ちのアートをお届けいたします。もちろんパフォーマンスも企画しておりますので、今後の公開情報に是非ご注目ください。

『half asleep』 gimumeri tene by eerie-eery

今年で活動11年目を迎えるアートブランド『eerie-eery』から、主に服飾に重点を置いたセカンドライン『gimumeri tene』(読み:ギムメリテネ)が生まれました。

『gimumeri』とは、作者eerieが夢で見た造語。
『tene』とは、ラテン語で『離れずにいる、離すな』という意味があります。
夢から離れずにいる寝ぼけた状態『half asleep』をコンセプトに、eerieが見た夢を元に制作した、一点物のお洋服やアクセサリーを展開していきます。

今回の展示では、お洋服やアクセサリーの展示販売の他、
制作した衣装を着て頂いたダンサー様によるダンス公演もあります。
また、会期中は会場BGMにeerieが制作した音源を使用して頂き、毎日違う音が流れる予定です。
音源の販売も行いますが、その日の分はその日限りの販売となりますので、宜しければ三日間足をお運び下さいませ。

eerie-eeryの新たな一歩を是非目撃しにいらして下さい。

eerie-eery

造形作家。
名古屋モード学園の卒業制作コンテストにて、個人大賞、グループ大賞、審査員賞を受賞し卒業。
卒業後は二年弱アパレル企業にてデザイナーとして勤務し、後にフリーランスとして主に東海地方を拠点に活動を始める。

制作する作品は、粘土を用いたオブジェ等の立体作品の他、服やアクセサリー、絵画等、多岐に渡る。
また自身の展示では、自身が作曲・演奏した音源を使用したりもする。

9月に.kitenにて開催の展示から、eerie-eeryの活動のセカンドラインとして、服飾に重きを置いた『gimumeri tene』が始動する。

《eerie-eeryブログ》
http://IamEerie.exblog.jp

《作品取り扱い店舗様》
▼Sipka(名古屋)
http://sipka.jp/

▼Guignol(大阪)
http://guignol.jp/

▼前衛派珈琲処マッチングモヲル(東京)
http://matchingmole.tumblr.com/

 

【公演お知らせ】6月16日《舞踏考 平野晶広》

3月11日より始まった《舞踏考》シリーズ、小林嵯峨氏、雫境+MORIO各氏に続く第3回は、平野晶広氏を迎えての開催となります。舞踏という存在を探る試み、どうぞお立会い下さい。

舞踏考 平野晶広

日時
6月16日
開場18:30 開演19:00
料金
2千円

終演後懇親会(参加任意)
参加費千円

土方巽『禁色』初演から59年。『土方巽と日本人—肉体の叛乱』初演から50年。そして没後32年。
大野一雄『アルヘンチーナ』初演から41年。そして没後8年。

舞踏は何をかえず、またどう変貌してきたのか。
舞踏周辺を交え、舞踏の原点はどこにあるのか。
現在性、アクチュアリティの姿をみつめながら
舞踏の可能性を探ってみたい

【公演お知らせ】6月10日《犬飼美也妃 +万城目純》

日曜日には、2週間にわたって空間を育み育まれた犬飼美也妃展のラストイベントが開催されます。出演は当初予定されていた犬飼美也妃氏、万城目純氏に加え、万城目氏の紹介により中国から留学中の舞踏ダンサーBaiyi Yang氏も踊りにて参加することが決定。

締め括りを眼前にしつつ広がりゆく世界を是非見届けてください。お待ちしております。

犬飼美也妃 +万城目純
  oil on canvas〜感情のすみか〜

6/10 
開場 13:30 開演14:00

今回の展覧会「犬飼美也妃 oil on canvas〜感情のすみか〜」の愁眉を飾るラストイベント

料金2千円

終演後懇親会(参加任意)
参加費千円

【公演お知らせ】6月9日《なづきドローイング》

またもやぎりぎりの更新となってしまいましたが、今週末、また.kitenにて見逃すべからざる試みが行われます。犬飼美也妃氏の展示と.kitenにて進行中の《なづき》プロジェクトのコラボレーション。表現誕生のプロジェクトに是非お立会いください。

.kitenあるじ月読彦氏、.kitenスタッフにして今回の出演者である川津望氏よりのお誘いも預かっております。何か響くものを感じた方、土曜日夜は.kitenにてお待ちしております。

犬飼美也妃+川津望+武智圭佑 なづきドローイング

緊急告知
犬飼美也妃+川津望+武智圭佑なづきドローイング

「プロジェクトなづき」は、8月24日~26日『なづき』公演のためのチラシ原画を犬飼美也妃氏に依頼。

企画の中心のひとり川津望の朗読、ボイスと、
犬飼美也妃がコラボレーションしての公開制作のはこびとなった。
武智圭佑のノイズがドライブをかける。
チラシ制作までも公開するプロジェクトなづき。
刮目せよ。

日時
6/9 
開場 18:30 開演19:00

出演
犬飼美也妃 ライブドローイング
川津望 朗読 ボイス
武智圭佑 ノイズ

料金2千円

終演後懇親会(参加任意)
参加費千円

なお、このなづきドローイング、今年の1月に開催されたアースアートの第一人者、池田一氏の公演の際、川津望が朗読した長篇詩を、今回は武智圭佑氏の音楽と共に声に乗せます。犬飼美也妃氏のライブドローイングから本公演なづきへとかかるものは……。ぜひおでかけください。

【公演お知らせ】5月30日《なづきIII》

5月28日から始まる犬飼氏の展示の中、新たなる出演者を迎え、さらに世界を深化展開させて《なづきIII》が上演されます。

なづきⅢ

日時
5月30日
開場19:30 開演20:00
料金
2千円

今回、世界の語り手として場に立ち現れる幻想造形師kao氏に寄せて、.kitenスタッフにして《なづき》プロジェクト仕掛け人のひとり、川津望氏より以下のメッセージをいただいています。

幻想造形師kao(堀内薫)は、2001年より妖精(フェアリー・ドーレ)、猫人(キャトラン・ドーレ)の製作をはじめました。キャトラン・ドーレとはkaoによる造語で、猫の人形といった意味になります。kaoの紡ぐ世界でキャトラン達は王国【グリフィア】と【銀水晶の森】にすんでいます。フェアリー・ドーレとはキャトラン達とは異なる種で薄翅を持ち、その大半に飛行能力があります。フェアリー達がいのちの最後に取る形は多くのキャトラン達を幻惑し、くるわせるもの。そこから物語がはじまります(※1)。
kaoの世界観は造形のかたちを取っても、物語として文章で綴られても、人々の心をとらえてはなさない魔力があります。なづき本公演を構成する三つの世界のうち一つの世界がキャトラン・ドーレの幻想の世界です。川津望によって詩に変換されたキャトランの物語が語られ、芝居/ダンス/舞踏として表現され、他二つの世界と不思議な連動を持つ。kaoの世界を以前から愛してきたひとたちにとっても見応えがあり、動くキャトランが観られる機会です。なづきⅢではこれから幻想造形師kaoの世界を知りたいひとにとってもその扉を開いています。ぜひおでかけください。
(※1)片影 幻影文藝雑誌 第二号、2010を参考にした

《なづきIII》出演者プロフィール

田口和 (たぐちなごみ) 役者。
演劇ユニットのtYhoon一家に所属。最近の出演作品ではtYhoon一家withひとみしりーず「耳障りなシンフォニー」、唐沢俊一ユニット「オールド・フランケンシュタイン」等。多種多様な演技スタイルを模索中。将来、素敵なおじいちゃん役者になりたい。

月読彦
『プロジェクトなづき』のまとめ役。十代で曲馬館を目撃し、老人決死隊の大谷蛮天門を憧憬。舞台活動としては水族館劇場を経て、現在は踊り手としての活動を中心に物語性を批判的に志向した作品をつくる。「奇天烈月光団」「浮世モード」等複数の集団のまとめ役。また.kiten 主。

山崎慎一郎(やましん)
兼業音楽家。武満徹の「フォリオス」を完成させたいところだが見果てぬ夢だろう。バッハの音楽に関わってゆきたいところだがこいつも見果てぬ夢だろう。出来ないことの多さに頭を抱える日々を続行中。罪/つくよみ、秦真紀子と「浮世モード」を鋭意続行中!

川津望
詩と音楽。詩人野村喜和夫氏による詩の合評会「喜和堂」に2015年より参加。これまでにアートスペース.kitenで「メゾンit」、「ミュート・ディスタンス」公演を企画、出演。また美術家池田一氏、舞踏家小林嵯峨氏他の公演に参加。ボイスパフォーマンスを取り入れた自作詩の朗読をおこなう。

幻想造形師kao
現在の魔法と言われる奇跡は、いにしえの言葉では創造と言った。空間に満ちている透明な波のエネルギーは、意識を向けることによって粒子となり、やがて物質化していく。この幻想がリアリティーを持つ造形という行いがとても魔法じみていて楽しい。それに並行して幻想世界を物語にすることもまた楽しみの一つである私は、もう10年もキャトラン・ドーレを造り続けている。
twitterアカウント: @catrandole

今回、幻想造形師kaoは造形ではなく、彼の幻想世界の物語の紡ぎ手としてなづきに参加する。なづきⅢは、kaoの物語を川津望が詩のかたちにしたものを基盤として展開する。あの鉛筆画における場面だけでなく、その後のkaoの書いた物語にある猫妖精人や妖精のエピソードも、動くかたちであらわれるかも知れない。本公演ではここに舞踏、コンテンポラリーダンスの舞踊手が参加する。なお、なづきⅢにはkao本人は出演しない。