【展示・公演お知らせ】5月28日‐6月10日 犬飼美也妃展 oil on canvas〜感情のすみか〜

5月も終盤にかかってきました。5月最終週の月曜日から2週間にわたって、展示企画をベースにパフォーマンスが展開する企画が開催されます。

犬飼美也妃展
oil on canvas
 〜感情のすみか〜

会期:2018年5月28日(月)~6月10日(日)
開館時間 11:00~19:00(最終日は16時まで)
休廊:6月4日(月)および5日(火)

イベントスケジュール(現時点)
5/28 オープニングパーティ ライブドローイング
5/30 なづき
6/1
6/2 犬飼美也妃 パフォーマンス
6/3
6/8
6/9
6/10

下記のパフォーマンスが犬飼氏の主催により決定しています。5月30日の「なづき」は.kiten主催により進行中のプロジェクトを犬飼氏の展示の中で行います。パフォーマンスのご観覧については入場料(2000円、ただしオープニングパフォーマンスのみ投げ銭)が必要となります。
以下、2つのパフォーマンスについて、犬飼氏よりメッセージを頂戴しています。ぜひぜひパフォーマンスの日に合わせてお越しくださいませ。

◎オープニングイベント
5月28日(月) 19:00〜
料金 投げ銭制

出演:
犬飼美也妃(ライブドローイング)
Kana Kitty (身体表現)

内容
オープニングパーティの中で
Kana Kitty (Kana Kitty Nakamura )さんに踊っていただいて、
犬飼がライブドローイングします。

◎犬飼美也妃 ソロパフォーマンス公演
6月2日(土) 19:00〜
料金¥2000

出演:
犬飼美也妃ソロパフォーマンス
「感情のすみか」
(50分程度)

感情の巣喰うこの身体を持って、
生きている事を表現したいです。

【公演お知らせ】5月20日《なづきII》

夏の本公演を目指してアトリエ公演を繰り返してゆく《なづき》。
その第2回が5月20日に上演です。
なお、twitterアカウント @project_nazki ではよりリアルタイムな情報も発信中! twitterを使っていらっしゃる方は是非ぜひフォローお願いいたします!

(撮影:川津望)

 

なづきII

日時
5月20日
開場18:30 開演19:00
料金
2千円

出演

山崎慎一郎(やましん)
川津望
今井歴矢

月読彦

川津望氏による《なづきI》の記録も是非ご覧下さい!

(撮影:山崎慎一郎)

なづきI 準備中の様子
アートスペース.kitenにて

今井歴矢が過去の月読彦のインスタレーション「天板のないテーブル」を改めて組み立てる。加えて月読彦、川津望、山崎慎一郎(やましん)で事前ミーティング。適用するルールの確認、公演の流れなど、綿密にはなしを詰めてゆく。

なづきIでは、Aに備わっていたものBがCへ移動する、行為と行為の間に溜まってゆく、ズレをいま、ここで思考する、それを58分ほどかけておこなった。音楽でいえばドローン。もちろんゆっくり、「かすかにおとずれる」動き/意識される身体についても念頭に置いた。
なづきの習作においてルールの核である「命令」が例外事項とどのように結ばれてゆくのか。また月読彦から予め提示されている「三つの世界」が習作のなかでどのように扱われ、本公演と重なってゆくのか。

公演後の反省会は未明まで続いた。数時間におよぶ反省会の内容まですべて録音をとっている。
公演で奏された音の即興的表現、また反省会で話し合われたものが本公演にどう接続されるのか、たのしみにしていてほしい。

なづき IIでは同じモティーフを使いながらまた異なる方法で時間と関わってゆく。

#プロジェクトなづき

(撮影:川津望)

 

 

 

【公演お知らせ】5月19日《キテン5周年記念フェス》

……飛び入り大歓迎です!!

気付くと5年が経過していました。
というわけで記念フェスです!! どなたさまも是非、アートスペース.kitenの生誕祭にお立会い下さい。

.kitenあるじより下記のとおりお誘いを預かっております。ある意味、当スペースらしく降って沸いたかのようなお祭り。偶然に弾ける光のごときご縁をつなぎたく。

予定したイベントが延期となった。
そういえば、5周年!だと指摘された。
ということで、突然ですが、5周年を祝おうと会を開催。
ひょんなことでどなたがこられるのか訝しいところですが、
区切りということで、料理も用意してお待ち申し上げます。

キテン5周年記念フェス

5月19日 開場 15:30/開演16:00
入場料:2,000円

出演
・川津望
・山崎慎一郎(やましん)
・罪/つくよみ

タイムテーブル
16時 罪/つくよみ 舞踏
17時 企画中
飛び入り歓迎

18時 来場者によるダンス、舞踏、音楽
ソロ、及びセッション

20時を目処に宴会突入→つまり懇親会です。参加任意ですが、こちらも是非ぜひ。

■終演後懇親会(参加任意)
参加費:1,000円

【公演お知らせ】5月18日《見えない季節 vol.9》

.kitenの時空間を土壌として育つ《見えない季節》シリーズ。夏へ向かう皐月半ばの金曜夜に第9回が開催されます。.kitenスタッフにして当シリーズ出演者、川津望氏よりお誘いの言葉を預かりました。

サックス奏者の浅原ガンジー氏、三味線奏者であり声も遊び心と艶のある阿坐弥氏、チェリストの入間川正美氏、舞踏と演技の両方の才をあわせもつ蜘津 Chizu Solo Theater氏と、さまざまの表現者とのコラボレーションを経ていま巡る季節とは。アルチュール佐藤氏の「見えない季節」は旬です、ぜひおでかけください。

見えない季節 vol.9

日時 5月18日 19時半開場 20時開演
出演 アルチュール佐藤
罪/つくよみ
川津望

木戸銭 2000円(軽食、飲み物つき)

さらに豪華ゲストも参戦…とのこと。より濃厚に育ち行く生命体のごとき表現に、是非ぜひお立会いください!

 

 

 

【公演お知らせ】5月26日27日《日常風景の見える非日常》

5月最後の土日は多くのパフォーマーの皆さんによる公演。
.kitenスタッフ、川津望氏より、以下、ご案内のメッセージが届いています。


白い空間、そして木の床が特徴的な.kitenは何色にも染まります。お客さまには表現者から生じる確信に満ちたものごとひとつひとつを、日常と非日常と棲み分けることなく、持ち帰って頂けたらと思います。

日時:
2018年5月26日(土)・27日(日)
開場 14時40分
開演 15時~/16時~/17時~/18時~(各組40分)

入場料
1組 1000円
複数割引あり 1日3組 2,500円 2日4組 3,000円

予約
1組10人 ご予約は各組の出演者までお願いいたします。

プログラム
5月26日(土)
15時~15時40分 秦真紀子(ダンス)ソロ
16時~16時40分 関谷泉(パフォーマンス)×浅原良一(フルート、クラリネット)
17時~17時40分 芽衣桃子(舞踏)×加藤チャーリー千晴(鍵盤)
18時~18時40分 ノトヤ浩一(舞踏)×武智圭介(ノイズ)

18時40分~ 交流会(カンパ1000円)

5月27日(日)
15時~15時40分 宮保恵(ダンス)×諏訪創(パーカッション)
16時~16時40分 藤田恵理子(パフォーマンス)×織田理史(PC)
17時~17時40分 坂本美蘭(ダンスパフォーマンス、自作音響+ボイス 自作オブジェ小道具)

17時40分~ 交流会(カンパ1000円)

ご来場、心よりお待ちしております!

【公演お知らせ】5月12日《なづきI》

連続して重ねていくことで生まれてくるものがあります。
.kitenという場を苗床として育ちゆく、新たな企画が始まります。
土曜夕刻。新たな息吹を見届けに、是非いらしてください。

なづきⅠ

日時
5月12日
開場18:30 開演19:00
料金
2千円

出演

月読彦
今井歴矢
山崎慎一郎(やましん)
川津望

つくってきた作品がいま、描きこむ隙間もないキャンバスを前にしている私へ襲いかかる 。イーゼルの、精神の、現実の、電脳の、挨拶の、はじまりの、逸脱の、朝の、中断の、おわりの、絵筆の、境界線の、乳房の、増殖する。

 

 

 

 

 

 

 

鴨居玲《1982 私》―本プロジェクトのイメージとして―

プロジェクトなづき(project nazki)始動。
‪プロジェクトなづきとは、‪主宰月読彦を中心として奇天烈月光団はじめ演劇、現代音楽、コンテンポラリーダンス、現代詩、パフォーマンスを取り込んだ芸術家による公演プロジェクトである。
本公演まで毎週一度、習作公演を東陽町のアートスペース.kitenでおこなう。
(出演者にして.kitenスタッフ、川津望による宣言)

 

 

【公演お知らせ】5月11日、殻ダ – 本田 舞ソロ公演 (Karada by Taz Burns)

GWが終わっても、.kitenの空間には終わりなく黄金にも比すべき試みが繰り広げられます。金曜の夜、どうぞ.kitenまで立ち合いにいらしてください。

 

殻ダ – 本田 舞ソロ公演 (Karada by Taz Burns)

日時…2018年5月11日(金)  20:00開演
Date…2018, May 11 (Fri)  20:00 Start

料金:2000円 / Admission Fee 2000 yen

肉と骨を越え、見ることはできるか? 髪、手足、胸、皮膚? 囲まれたこの殻を通して、私たちは聞き、話し、傷つけ、つなぎ、愛し、死んで、生まれ変わる。 この公演は、(女性の)身体の探究であり、日々押し付けられてるイメージを超えようとする実験です。 細胞を見ることは、宇宙全体を見ること。

Is it possible to see beyond our flesh and bones? Hair, limbs, breast, skin? Through this shell in which we are encased we listen, speak, hurt, connect, love, die, and are reborn. This is an exploration of the (female) body, as something beyond the daily images we thrust upon it. To see into each cell is to see the entire universe.

 

【公演お知らせ】5月2日・3日《入間川正美・アルチュール佐藤・蜘津・川津望》

GW中盤、5月2日・3日の2夜をかけて生まれ育ちゆく表現のご紹介です。

《入間川正美・アルチュール佐藤・蜘津・川津望》https://www.facebook.com/events/408506326242427/
https://www.facebook.com/events/109984286512520/

.kitenスタッフにして出演者、川津望氏よりのお誘いに何か心が動いた方、是非お越しください。

★★★

「見えない季節」シリーズを重ねながら、アルチュール佐藤氏の肉体、そしてそこから発される言葉はさまざまの出会いを得ています。毎回変化する.kitenの空間、ひと、自身の表現、他者の表現を土壌として、見えない花が育ち、見えない日常非日常が、アルチュール佐藤氏のパフォーマンスを通して届けられます。 今回入間川正美のチェロ、そしてChizu Solo Theaterとして舞踏と演劇のあわいから新たなる表現を汲み出す蜘津の存在が加わり、川津望のヴォイスとともに新たな芽を吹き、新たな実を結んでゆくでしょう。2日間連続の試みの経過を、そして結ばれる果実を、どうぞ見届けにいらしてください。

5/2
19時半開場 20時開演
5/3
18時半開場 19時開演

どう展開するか、目下企み中

出演
入間川正美 チェロ
川津望 ボイス、朗読
蜘津 Chizu Solo Theater
アルチュール佐藤 演技

入場料 2000円

終演後懇親会あり(参加任意)
参加費千円

 

【公演お知らせ】5月15日、メノウ東京《ここ・と・よそ》

5月の.kitenも意欲的な問いかけが詰まっています。ご来場お待ちしております!

ここ・と・よそ- iidasatomi・細川麻実子・丹波博幸

シンガー/ソングライター、ダンサー/振付家、それにギタリスト。

表現者であり、プロフェッショナルであることの、それぞれの「ここ」と「よそ」。

歌と、ダンスと、トークの3部構成で立体的に探る、パフォーマンス・アートの「現在」と「未来」。

日時:2018年5月15日(火)19時半開場・20時開演

会場:アートスペース.kiten

出演:

iidasatomi(シンガー/ソングライター)
https://iidasatomi.jimdo.com

細川麻実子(ダンサー/振付家)
http://mamikohosokawa.com/

丹波博幸(ギタリスト)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B9%E6%B3%A2%E5%8D%9A%E5%B9%B8

料金:2,000円
※小学生以下無料

※終演後懇親会あり
参加任意 別途1,000円

ご予約・お問い合わせ:
メノウ東京イベントページ
https://www.meno-tokyo.rocks/here-and-there

【公演お知らせ】4月29日《ミュート・ディスタンス》

4月29日、.kitenを舞台にもの狂おしくも美しい幻想譚が紡がれます。

 

《ミュート・ディスタンス》

4月29日  開場 18:30  開演 19:00

貝ヶ石奈美  ダンス/パフォーマンス Nami Kaigaishi   Dance/Performance
川津望  声/テキスト Nozomi Kawatsu   Voice/Text
やましん  音楽/パフォーマンス YamaShine   Music/Performance

入場料  2000円
終演後懇親会あり(参加任意)参加費1000円

 

スペーススタッフにして本公演の出演者、川津望氏より《あらすじ》とCM映像、そして詩が届きました。何か響くものを感じた方、是非.kitenまでお越しください…!

「ミュート・ディスタンス」あらすじ

いまはむかし。初老の楽器職人(山崎慎一郎)は妖精(貝ヶ石奈美)に溺れていた。
逸楽にふける妖精に対して献身的に尽くす楽器職人。
しかし彼には言い知れない欲望と残虐な一面があった。
そんな楽器職人のもとへ或る夜、
ひとりの謎の女(川津望)がやって来て――。
ダンスと音楽、そして詩による極彩色の幻想譚。

おまえの頭蓋の中に手がある
血管が浮き シミだらけの
みすぼらしい わたくしの手のひら
恐れを未だ知らない無邪気なおまえに不釣合いな
こころの貧しさと 持て余している欲望で
縮み上がった皮膚の肌理

うちがわから瑞々しい骨を指でこすれば
わたくしの微熱で溶ける雪
くすぐると 桜の花も散り
はやすぎた蝉の声まで聴こえだす

いつでも歌えるように
どこへも行けないように
おまえに弦をはってやろう
肋骨に 大腿 それともうなじ
否 その細く若やかで奔放な足くびに
キリキリと 暗い歓びをもって

誰にも触らせない わたくしの楽器
おまえはわたくしをいくらいぢめたってかまわない
どうか現にも夢にも飽いたわたくしに
一本残らず毛髪の白くなるような
景色を見せつけておくれ
虫も殺さない貌をして
わたくしに星の数ほど悩みを与えておくれ

かたちのよい頭蓋のなか
だからわたくしは
どんなに可愛く思おうとも
おまえを撫でることがかなわない

There is my hand In your skull
There is my pity palm
With web-like vein, many age spots
Too ill-assorted with you, innocent and fearless yet…
My skin is totally shrink
By my poverty in spirit and insatiability in desire

My finger rubs your fresh bone from inside
Snow melt in my drop of fever
I titillate you
Cherry blossoms fall around
And I even can hear a sing of cicada

I string you
To make you can sing anytime
To make you can go nowhere
On rib bone, thigh, or back on your neck
No, on your slender, fresh and freewheeling ankle
Tightly with my dark pleasure

I allow nobody to touch you, you, my instrument
You tease me like you want
I have already been bored with both dream and real
Please show me a scene
Which will make my all hair white
Please give me myriad of distress
With keeping face looks like you wouldn’t hurt a bug

In the well-shaped skull
So I never be able to
Pass my hand over you
Even with my all love to you