4月28日公演告知《Ensemble INAUDIBLE ― 終りを見た者 Witness of the End》

Ensemble INAUDIBLE
終りを見た者 Witness of the End
詩:音楽 ― その距離の境域で

Ensemble INAUDIBLE
-方波見 智子|Tomoko KATABAMI percussion, etc.
-山崎 慎一郎|Shinichiro YAMAZAKI guitar, etc.
-渡邊 ゆりひと|Yurihito WATANABE chant, word, direction,

東陽町art space .KITEN
Tiny space for Arts & performing arts in Tokyo.

2018年4月28日(土)
open 18:30  start 19:00
入場料¥2,000

web site : http://pact-kiten.org/
お問合せ先:pact.kiten@gmail.com
〒135-0016 東京都江東区東陽4-7-10東陽町ハイホーム A棟121号
access:http://pact-kiten.org/access

終りを見た者 ― 覚書

数葉の詩と
演奏の近似的な響きの移送に
時間を埋没させながら
ここから 無縁となるほどまでに 遠く
内在する その距離の飛翔に 注意を手向ける
非知の果ての境域に立つ鏡のように

2001年『不穏の書』以来、17年振りのオリジナルメンバーによる演奏の一夜・・・
皆さまのご来場を、心よりお待ち申し上げます。

Ensemble INAUDIBLE ―website

Ensemble INAUDIBLE の前身であるEnsemble InterCadence は1999年、方波見智子(mar)、山崎慎一郎(gui)、渡邊ゆりひと(chant, laptop, dir)の3人をコアメンバーに開始されたインプロヴィゼーション・アンサンブルである。初期の演奏は2000年から、ある意味で特殊な場面で行われている。プライベートサロン、土門拳賞受賞写真家・鈴木清氏の告別式でのレクイエム、菅野まり子個展、ヘルムート・ニュートンの巨大写真集「The SUMO Book」の青山スパイラルに於けるレセプションなど・・・ 2001年7月代官山ヒルサイドテラスAnnex-Aでは、三谷和之(mime)、スズキケンタロー(cb)、春麻(na)が加わり、フェルナンド・ペソアの「不穏の書」をマテリアルに、即興的モノオペラを上演。

2004年Ensemble INAUDIBLEと改名。その後はプロットに基づいたインプロヴィゼーション・アンサンブルを組み上げ、音楽をかたちづくる方法が試みられて来た。2006年-2016年の間に吉祥寺Café & GalerÍa PARADAに於いて、映像作家とのコラボレーションを交えた5回のパフォーマンスを行う。2013年以降は、加藤雅也(key, etc.)がコアメンバーに加わる。

member profile

方波 見智子 | Tomoko KATABAMI – 打楽器奏者・即興演奏家
桐朋学園大学音楽学部打楽器専攻卒業後、スヴェーリンク音楽院卒業、オランダ国家演奏家ディプロマを取得。オランダ滞在中、オーケストラやアンサンブルのエキストラとして活動、バロック音楽、現代音楽、ガムラン現代アンサンブルにも、積極的に参加。帰国後、ソロ、オーケストラ、アンサンブル等で活動。母校の桐朋学園大学で後進の指導にも関わる。「犬狼都市」では即興演奏を17年間続ける。自宅「スタジオ・バミ」でライブやワークショップを行う。これまで別々に考えていたクラシックと即興を自分の中で統合させた「バミ祭り」を催す。「マリンバアンサンブル・マレット」、即興グループ「東京トライアングル」のメンバー。
また、障がいのある子ども達に向き合いながら、音楽の可能性を探求中。

山崎 慎一郎(やましん)| Shinichiro YAMAZAKI(Yamashin)- ギター, etc.
兼業音楽家。武満徹の「フォリオス」を完成させたいところだが見果てぬ夢だろう。バッハの音楽に関わってゆきたいところだがこいつも見果てぬ夢だろう。
ギターでは不毛の時代といわれる古典からロマン派のオリジナル曲をレプリカではない当時のオリジナル楽器で演奏したい野望もある。出来ないことの多さに頭を抱える日々を続行中。
罪/つくよみ、秦真紀子と「浮世モード」を鋭意続行中!

photo by m.yoshihisa

渡邊ゆりひと | Yurihito WATANABE – 聲, 言葉, 音…
グロッソラリアによるヴォーカル・インプロヴィゼーションを軸に、そのレゾンナンスから「詩、サウンド・プロセッシング、音楽」を折り重ねたサウンドワークを制作する。
サウンドアーティスト&キュレーターDavid Toopに招かれた 2001年 London V&A Museum Radical Fashion でのサウンドインスタレーション。2003年Neuss Raketenstation Hombroich (Museum Insel Hombroich) FIH Festivalでのソロパフォーマンス、Düsseldorf reinraum e.VとAteliers Höherweg e.V.,での画家・菅野まり子とのワークインプログレス&パフォーマンスによるコラボレーション展。2008年 「映像をめぐる7夜」東京都写真美術館、「デジタルアートフェスティバル東京」パナソニック東京センターでの、映像作家・狩野志歩とのライヴインスタレーション「Hazy」(マルチスクリーン、マルチサウンドチャンネルによる)の上演、2016年には「狩野志歩 映像 インスタレーション  「鎌倉別館にて」神奈川近代美術館で、詩とモノディによるコラボレーションを重ねる。また、インプロヴィゼーション・ユニット:Ensemble INAUDIBLEではディレクションとパフォーマンスを行う。ソロアルバムに Mille Comédies ─ Le Double Inaudible 他、David Toop のアルバムや、コンピュレーション・アルバムに参加。 最近作、菅野まり子とのコラボレーション制作による歌留多「かるたえあえりあえ」では詩を担当。
myspace.com  millecomedies.blogspot.jpphoto by Ami Nakabayashi

 

 

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