【参加者募集】3月17日&18日《舞踏考 インプロ大会 プレゼンテーション!》開催!

今週末、来る3月17日&18日の土日、11日の《鎮魂》をもってスタートした《舞踏考》シリーズの一環として、《舞踏考 インプロ大会 プレゼンテーション!》を開催いたします。

日時:
3/17 開場 17:30 開演 18:00
3/18 開場14:30 開演15:00

料金:1000円+一品
おいしく一緒に食べたいもの、お酒など皆で持ち寄るスタイルとしましょう。一品はお待ち下さい。

どちらか一方の日のみ参加でも、両日参加も大歓迎!
両日ともにソロor DUOタイム枠を設けたく思います。また後半にはセッションタイムを。映像媒体などもぜひご持参ください。

★★★

《舞踏考》および今回のインプロ大会のコンセプトについては次のようになっています。何か響くものを感じた方、是非ぜひお越し下さい。

土方巽『禁色』初演から59年。『土方巽と日本人—肉体の叛乱』初演から50年。そして没後32年。
大野一雄『アルヘンチーナ』初演から41年。そして没後8年。

舞踏は何をかえず、またどう変貌してきたのか。
舞踏周辺を交え、舞踏の原点はどこにあるのか。
現在性、アクチュアリティの姿をみつめながら
舞踏の可能性を探ってみたい。
現役の舞踏家のみならず、舞踏に興味があったり、親和性のあるダンサーをお招きしていきたい。
土方や大野は言葉の人でもあった。とりわけ土方の語法には特徴がある。
言語にも注目しながら批評的に見ていきたい。
そういった視点で批評家、学者、詩人等をもお招きして考えてみる機会をつくろうとも考えている。
そんなシリーズを始めたい。

期限はいまのところ決めていない。
楽しく展開していきたい。
どうぞご期待ください。(月読彦)

***

舞踏考。土方巽没後30年余り、そして早くも大野一雄没後10年が経とうとしています。現在、舞踏はどのようなまなざしを得ているでしょう。
舞踏考のインスタレーションは川と人体の二つがモティーフとなっています。バタイユ著『エロティシズム』から立ちのぼる人間の営みによる漂流物を留める黙殺された川、人体の気配/断片など分岐しながら、言葉/その自走性から生じていることを表現しようと試みます。インスタレーションの時間は壁に投げられる影によって、変容。またインスタレーションに本物の、しかも触れられない川が投影されます。表現者がアクションを起こすとできる動き、動かないもののなかで動く存在の動きの可能性。更に表現者と連動して動く分身としての可能性を内包する素材を点滴台を設置しました。またテキストにとって大切な要素、「引用」の機能性をも取り入れます。かつて月読彦氏が手がけたシリーズ「水のある光景」から「引用」し、再考する点として、水の入ったガラスの金魚鉢と鏡を導き出すことで、増殖と乱反射が空間に流動性を与えるでしょう。彼方から掬っても掬っても指の隙間から零れ落ち、押し寄せてくるもの、それは。
身体、そして身体の主張する部分の柔らかさとふるえが、物との間へ辿り着く過程を考える時、いま、ここへ辿りつこうとするわたしたちのふるえや主張は、いかなるフォルムを持つのでしょうか。

今回のインプロ大会は、舞踏家の方はもちろんのこと、さまざまのジャンルでご活躍されている表現者のみなさまに、まずインスタレーションを体感して頂き、パフォーマンスをして頂くことが目的です。
ぜひお集まり頂きたく思っております。(川津望)

 

 

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