旧正月を迎えようとしている今日この頃、きっと気の早い桜が咲きだすだろう頃に新しい朗読会を企画しております。是非ぜひお運びください。
喜・舞・音 ―第0回喜和堂朗読会―
「詩と舞踊はもと同じだった」ーー私はさらに、ダンスは詩の母であると思いたい。 野村喜和夫「ららら、ひとの穂、飛ぶよーー詩とダンスとの関係をめぐるランダム・クロニクル」『移動と律動と眩暈と』書肆山田、2011年
限界や必然性から逸脱している還元不可能な部分、至高の部分が、自分のなかにあるということもまた存在は知らなければならない。 ――ジョルジュ・バタイユ『文学と悪』山本功訳、筑摩書房、1992年
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流れてくる、パン屑が籠から散乱して、さらに悪臭、薔薇。水底では肺に残された空気が私達の場所だ。心身に充満する言葉、身ぶり、音楽、鼻腔や唇から少しずつ喪失されるものごとを同じく担う。漂流物を留める顔が水中で揺らぐ時、馬の切り尾の釣糸により表情筋を踊らせ、私達はあるほどの声を開闢する名指し得ない呼吸となるだろう。
朗読:野村喜和夫、森川雅美、渡辺めぐみ、
はんな、芦田みのり、山口勲、川津望
演奏:加納伊都、KOYU(コウユウ)
舞踏:武智博美
インスタレーション/照明/演出:月読彦
企画アドバイザー/協力:山口勲
企画/DMデザイン画:川津望
監修:喜和堂
場所:アートスペース.kiten
日程:3月24日(土曜) 18:30開場19:00開演
料金:2,000円
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プログラム:
19:00 第一部
加納伊都 オープニング
作曲:川津望「自動筆記」
1. 川津望 音楽:KOYU 舞踏:武智博美
2. 芦田みのり 音楽:KOYU
3. はんな
武智博美 ソロ・パフォーマンス
4. 森川雅美 音楽:KOYU 舞踏:武智博美
20:00~20:15休憩
20:15 第二部
5. 山口勲 音楽:加納伊都
「Poulenc violin sonataより」
加納伊都 独奏
「Gypsy’s air from Ravel Tzigane etc.」
6. 渡辺めぐみ 舞踏:武智博美
パフォーマンス 音楽:加納伊都、KOYU、川津望 舞踏:武智博美
「木下牧子 古い絵より」
7. 野村喜和夫 音楽:加納伊都
「Korngold from violin conzert,“死の都”から騒ぎetc.」
舞踏:武智博美 21:15 終演予定
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