.kiten スタッフ便り_171213 (川津望)

アートスペース.kitenあるじのつくよみさんとスタッフの川津ですが、ようやくスリープ状態からたちあがり、遮光カーテンを買いに行きました。これで、完璧な暗転が作れる……!

写真は踊る罪/つくよみ氏。

さらに、聴衆を釘づけにしてしまうサックスの演奏、老若男女にひらかれた企画も.kitenへたびたび届けてくれる浅原ガンジー氏の手がけたパーテーションも常備されました。
芝居、舞踏、ダンス、語り、映像、メディアアート、トークショー、オープンマイク……などなど、パフォーマーさま、お客さまも、どっと来てん、という願いを改めてこめつつ。

さて、.kitenにはマンションの一室だからこそできる表現の可能性がたくさんあります。
まず今年の夏に好評を博した公演、「みどりの群」(吉田のゆり、山田花乃両氏による)では、舞台と客席のあいだを演技者が行き来し、コップや皿を取ってくる演出がありました。 いつも交流会でつくよみさんがカレーやお肉の入ったサラダ、オーロラソースがけフレンチトーストなど作るためだけにキッチンが用意されているのではないのです。表現者の方にはぜひ演出でも積極的に使って頂けたらと思います。まだ公開情報ではありませんが、使えるようになる空間は来年、拡張される予定です。ご期待ください。

また.kitenのちかくには横十間川親水公園があります。さまざまな野鳥が観測でき、四季の歩行と重なる草花の訪れがうれしい場所です。ぜひ散歩してみてください。思わぬインスピレーションが得られるかも知れません。個人的なことですが、川津はこの公園で出会った鷺をもとに依頼された文章を書きました(※1)。

そして、.kitenのある場所はマンションの一室ですので、もちろんお風呂とシャワーもあります。24日(日)の.kiten大掃除以降、バスルームついに使用可能となります。これからはお役立てください。なお、バスルームは控室としてもお使いいただけます。

表現、また演出次第でアートスペース.kitenはどのような空間にもなります! これからお会いできる方、まずは気軽に遊びにいらしてください。ドアの開けると、ひかりよりはやくこころにおこった湧き水を照らす空間が、待っています。

(※1)いりの舎発行 うた新聞10月号「遠近画法」に川津望の小文が掲載された。

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