「光の界面」によせてー今井蒼泉

8月15日のオープニングイベントをもって開始される新インスタレーションシリーズ。
作家、今井蒼泉氏より本シリーズに向けての言葉をいただきました。

空間に何かがあり、そこに光が当たることで人はその何かを視認する。
光が、ものの表面を浮かび上がらせる。

しかしそれは、ものが光の存在を浮かび上がらせることでもある。

気体や液体、あるいは固体が互いに接している面を指す言葉、界面。
では、光と光が接する「界面」とはどのようなものであるのか。

そしてそこに触れる身体は、音は、どのような波紋を起こしていくのか。

ものと、光と、光。
その三者の界面を眼差しながら。

今井蒼泉/龍生派

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