【公演ご感想】《プロジェクトなづき『液晶線』》へのご感想をいただきました

11月24日・25日に上演された《プロジェクトなづき》第2回本公演『液晶線』は多くのお客様を乗せて.kitenを通り過ぎ、どこかからどこかへと走っていったのです…

そんなことを言いたくなるようなご感想を頂戴いたしました。

液晶線と言う列車に乗ってきました。
東陽町にあるマンションの一室をギャラリーにした
「.kiten」が液晶線の乗車口です。
私はお芝居を観るものだと伺ったのですが、
どうしてだろう?
気づいたら列車に乗ってました。
そう。
ガタンゴトンガタンゴトン
どこからか列車の走る音が聴こえてきて
ユリの香りがして。
。。
どこかでお葬式があったのかしら?
喪服を着た男の人が列車に乗って来ました。
その人は、とても困ってる様子で、困った困ったとつぶやいている。
でも、本当はそんなに困ってないんじゃないかしら?
なぜそう思うか?
困ってる人は困った困ったなんて言わないもの
。。
困ってるんじゃなく、何か後ろめたいことがあるんじゃないかしら?
お葬式なのに誰かが亡くなった悲しみじゃなく、もっと何か、、
なんか、嫌な感じのする人だな。
それにしても、ユリの香り
。。
どうやら、列車に揺られてるうちに眠ってしまったようです。
夢を見てました。
死者が甦り、詩を歌う夢です。
その詩は、誰かの記憶であり、私の記憶でもあり、ずっと聴いていたかった。
。。。
なづき「液晶線」 面白かったです。
きれぎれの誰かの記憶を夢でみてるようでした。
しばらく戻って来れなく(戻りたくなかった)、今さっき、液晶線を降りたところです。
とても、いい時間でした。
できれば、もう一度乗りたいなあ。

K.S様

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